『転校生』お客様の声(感想より)

*会場内で回収しておりますアンケートより一部抜粋いたしました。

会話が好きだった!(20代)


思春期のみずみずしい感性を思いおこされた。皆さんJKに見えました。(20代)


びっくりするほどの年齢幅があったけど皆「高校生」だったし、ああ高校生の時って実は一番真剣だったのかもなぁと思い返してちょっと今の自分を情けなくも感じた。良い時間でした。(30代)


細かい会話や雰囲気に「あ、学校ってこんな感じだったな・・」と思わされる場面も多く、懐かしい気持ちになると同時に、「大人になるとは」「生きるとは」ということを色々と考えさせられました。女子高校生しか登場しない作品を幅広いキャストでやることのギャップを感じさせない所も活かしている所もあり、見応えがありました。(20代)


たいへんな社会の状況の下での公演実施いただけて嬉しく思います。配信などをされていても芝居は劇場で観たいと思っているので、「転校生」これまで観る機会がなく、「初」でした。(50代)


色々考えさせられました。今自分が生きていくことで、精一杯の感じがあります。でも、この演劇を通して、なんか繋がりを感じました。高校生を通しての言葉に、明るさと未来を感じました。(50代)


大人になったら、マクロな視点を持てて、子供のうちはミクロな視点を持っているのかと思いました。両方持てる人は素敵だなと思いました。(10代)


楽しめました。zoomで出演の方とか、まさに今という作品でした。とてもよかったと思います。(50代)


大人が演じることで、本当の高校生にも、自らの高校生活を回想しているように思いました。(10代)


とにかくカオス。観ずらい。いつ書かれたものか知らず、本来の配役も知りませんが、今回の男女混在(語弊ありか?)配役にはついていけなかった。観るのが20年遅かったなぁ…(40代)


衣装の襟の違いだけでこんなに違うく見えるのだと思いました。合間の音好きです。(20代)


それぞれ進む道が違って、次第に離れ離れになってしまう寂しさが、方向がバラバラな椅子に表れていて、鳥肌ものでした。空っぽの棚に大西さんは何を置くのかな。余情が感じられる素晴らしい劇でした。(10代)


今まで3〜4バージョンしか「転校生」は拝見していないのですが、そのどの作品よりも、とにかく気合が入っていたと思います。シスターフッドへの距離の取り方が素敵かと思ってしまいました。(50代)


宮沢が「人は他の動物を喰うのだから、人が他の動物に喰われるのは当然だ」と言っている由だが、小生も兼ねてからそう思ってきた。理論的に自明だ。「人柄」などと高唱するのは人の思い上がりに過ぎぬ。「犬柄」も「猿柄」もあって然るべきだ。宮沢のこの見解を知っただけでも本日、ここに来た甲斐あり。さりげなさでいながら、「深い」芝居でありました。(70代)


なぜそこにその人たちが集うのか。理由などないけど、とにかく集っている。そして理由もなく入れ替わっていく。空になった棚にまた違うものが入っていくのだろうなと。(30代)


服・カバン・性別・年齢などなど女子高生じゃないのに、女子高生だった。教室でそれぞれ思い思いに動いて、好きなことして、女子特有のちょっとエゲツない話して、学生っぽくないような難しい話してみたり、、とても興味深かったです。皆が転校生を気遣って、転校生は馴染もうと話に入ろうとしていて、でも、ふとした瞬間に輪の外にいて、でも明日も“席”はある。昔はその集団にいたものを外から眺めている。そんな不思議な感覚になりました。(20代)


個がまとまりを成しているとても素晴らしい面白い劇でした。(40代)


舞台装置が良かった。シンプルだけど、参加している気分になった。(30代)


山中企画『転校生』

1994年に上演されて以来、何度も色んな人の手によって上演され続けている、平田オリザ作「転校生」。女子高生しか出てこない「転校生」を老若男女混ざった演出で上演したく、山中志歩(青年団)が立ち上げた、山中企画『転校生』。ここはWEB企画のプラットフォーム。

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